※今週、読んだ小説や漫画、ほか。 ※感想はあったりなかったり。 ※漫画の再読は含まず。
丸山恭右『TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには』⑳
三田紀房『ドラゴン桜』⑪･･･中古100円予算で細々と集めてる。
飯城勇三『密室ミステリガイド』･･･海外や日本の密室ミステリを紹介したブックガイド。それだけなら、「有栖川有栖の密室大図鑑」と同じだが、何かすごいって、すべての作品のトリックをネタばらししている。一応、二つのブロックに分けているし、「後半は該当の作品を読んでから読んでくれ」と断っているがやはり読んでしまうでしょ。
トリックだけ見ると、ほとんどの密室トリックはくだらない物が多い。でも小説で読んだことのあるものは実際は面白かった。小説の力を実感させる。
甘岸久弥『魔導具師ダリアはうつむかない』⑦⑧・・・現代日本の知識を使って道具作り無双のお手本のような出来。女性向けラブロマンス展開もよい。
割内タリサ『異世界迷宮の最奥部を目指そう』⑭
大島清昭『影踏亭の怪談』・・・ミステリーズ！新人賞（短編）を受賞した作品だが、何かスゴいかって、数々の怪奇現象がでてくるが、その殆どが、怪奇現象のまま語られている。でも、なぜか必ずどの作品も不可能犯罪が起きて、そのトリックだけはミステリって。新しすぎる。
