アサイ『木根さんの1人でキネマ』⑫・・・映画を巡るオタク女性のコメディだが安定した面白さ。
紺野天龍『錬金術師の密室』・・・決してつまらなくはない。いや、面白い。でも、キャラクターも設定も展開もありきたり。第2作を期待。
奈須きのこ『魔法使いの夜』㊤・・・さすが。数々のカラーイラストもよい。ただ値段が。ちなみに買うかどうか悩んでいたら図書館になったので借りました。でも、読んだら買って手元に置きたくなってきた。
アサイ『木根さんの1人でキネマ』⑫・・・映画を巡るオタク女性のコメディだが安定した面白さ。
紺野天龍『錬金術師の密室』・・・決してつまらなくはない。いや、面白い。でも、キャラクターも設定も展開もありきたり。第2作を期待。
奈須きのこ『魔法使いの夜』㊤・・・さすが。数々のカラーイラストもよい。ただ値段が。ちなみに買うかどうか悩んでいたら図書館になったので借りました。でも、読んだら買って手元に置きたくなってきた。
五辻みどろ『異世界迷宮の迷子ちゃん』①・・・時々行うジャケ買い。ここ最近の成功率は著しく低い。
田中一行『ジャンケットバンク』㉓・・・おまけ漫画が最高に笑った。
殆ど死んでいる『異世界おじさん』⑯
甲斐谷忍『ライアーゲーム』⑳・・・続編というか番外編というか。この作品だけ見れば、どうでもいい出来だが、19巻でいったん完結した際の終わりのがっかり感(これが10点だとしたら)を閑話(50点ぐらいまで)した点は評価できる。なんか、打ち切り漫画の最終回みたいになっているけど。
和田竜『最後の一色』㊤㊦・・・時代小説や歴史小説は基本読まないが、数少ない例外が和田竜。そして期待通り、面白すぎる。主軸を主人公とライバルに絞ったのがよい。歴史物として史実(というか資料)をもとに描かれているわけだが、そうとは思えないほど、ふたりの対立や友情が物語のテンプレにそっており(褒め言葉!)、キャラクターの魅力や文章力もあいまって、最高の出来。
遠藤浩輝『無敗のふたり』⑥・・・トンデモでないリアルな格闘漫画では一番上手かも。というか、トンデモでない格闘漫画が少ないのか。
阿津川辰海『犯人はキミが好きなひと』・・・何らかの犯人をそうと知らずに必ず好きになる特異体質の男子とその幼なじみの名探偵の女子の物語。奇抜な設定と、「それならすぐに犯人わかるだろ」と言いたくなるところを見事にひねる手腕は見事。でも、これって麻耶雄嵩の「神様」シリーズと同じ発想だよね。
犬飼ねこそぎ『密室は御手の中』・・・連続する密室殺人。犯人当てのロジック。二転三転するどんでん返し。密室のトリックもありそうでなかった大技と、スマートなものがどちらもよい(さらに捨てトリックもいくつかあり、あり得なだろという所も含め楽しい)。
これだけなら大傑作という感じだが、途中の展開がだるい。主人公も魅力に乏しく、動機も含めて「おお、なるほど」と納得しがたいものを感じる。どんなトンデモ動機やトンデモトリックもそこにいたる道筋にどうやって説得力を持たせるかが大切。綾辻さんの「時計館の殺人」もトリックや動機だけ抜き出したら「なんじゃそりゃ」だけど、小説として読むと傑作。この作品はそういった意味で惜しい作品。
雨穴『変な絵』・・・絵や図柄を小説と融合させた手法は面白いが、内容は、まあ、これだけ強引なら何でもありだよなとは思う。
大島清昭『バラバラ屋敷の怪談』『冷蔵庫婆の怪談』・・・怪奇現象があることは前提でミステリというよりもホラー要素が強い短編だが、そこにミステリ風味を混ぜる独特の作風。短編が微妙にリンクして最後にまとまるが、結局、解明できていないところがあるのが、また独特。淡々とした怪談部分の文章が意外とはまる。
住吉九『サンキューピッチ』⑦・・・野球漫画として甲斐谷忍の「ワンナウツ」もすさまじかったが、それ以上の展開。野球漫画で「情報戦」とは。ギャグも好き。
松井優征『逃げ上手の若君』㉗・・・完結。ラストは個人的にはイマイチだが、それを超えて素晴らしい作品だった。
ヤマノエイ『さむわんへるつ』⑤・・・絵柄もあるけど、主人公ふたりが高校生というのが少年漫画っぽくない。だからといって他の雑誌や漫画の高校生も体格なメリハリありすぎてどうかと思うけど。
法月綸太郞『法月綸太郞ミステリー塾 パリンプセストの舟』
理不尽な孫の手『無職転生 異世界行ったら本気だす スペシャルブック』・・・この手のファンブック的なものは、インタビューやら設定集やらお祝いイラストなどでその世界が大好きか、キャラ押しの人が買うものだと敬遠していたのですが、これは8割以上、作者による小説で不満なし。面白かったです。
紙城境介『僕が答える君の謎解き』②・・・本格ラブコメをうたっていますが、そうでもないです。ただ、ミステリとしては破格。学園ミステリで、いわゆる殺人等の犯罪はおきないですが、論理がすさまじい。物語としてみたときに主人公の複雑なロジックを回りの人間が殺人などの重要犯罪でもないのに、最後までちゃんと聞くのは不自然ですが、それはそれとして、ラスボス的黒幕とのロジック合戦など含め傑作でした。
日向夏『薬屋のひとりごと』⑫
山白朝子『スコッパーの女』・・・前作、「小説家と夜の境界」(文庫タイトル:小説の怪人)に続く、奇妙な小説家シリーズ。相変わらず、どこでこんな発想をするんだろうというアイディアがスゴい。ホラーないしは幻想小説的な味わいだがミステリ的ワンアイディアが盛り込まれており、それも秀逸。
峰守ひろかず『帝都フォークロア・コレクターズ』・・・同作者の「絶対城先輩の妖怪学講座」の大正時代版。小説的な法螺話と実在の人物や出来事とのバランスが相変わらず良い。続編を見据えているがいまだ出ていない様子。出たら読むのに。
大神晃『人魚屋敷の殺人』・・・異能力も特殊設定も出てこないオーソドックなミステリ。超絶推理もトンデモトリックもでてこない。でも、こういうのでいいんだよ。丁寧に作り込まれた平成テイスト(!?)の佳作。
杉本亜未『となりの宮廷料理人』④・・・残念ながら完結です。最後はやや駆け足で、実際はあと1~2巻は掛けて欲しかったところ。打ち切りかな?それでも、描きたかった展開は一応描けたようなので、よかったです。料理✕人間ドラマはこの作者によくあっている(『アマイタマシイ』もよかった)。是非、この続きか別でのいいので同じテーマで読みたいです。
藤田和日郎『シルバーマウンテン』⑤・・・色気や格好良さが藤田作品の中でも最大かも。
青崎有吾✕松原利光『ガス灯野良犬探偵団』⑫
日野瑛太郎『フェイク・マッスル』・・・短期間でマッチョになった男性アイドルの謎を追うサスペンス。読みやすく、ユーモラスで次から次へと問題が起きるがそれを乗り越える主人公と、面白く一気読み。ただ、謎に対する解答は納得いかないし、これが乱歩賞? という感じはある。もっと軽めの一般エンタメ全般の「***文学賞」とかなら納得なんだけど。
白鳥士郎『のうりん』⑭・・・10年経て、ちゃんとラノベシリーズを完結させたことは評価できる。内容は驚くほど以前とノリが変わっていなかった。
はやみねかおる『都会のトム&ソーヤ』⑳