シロクマあいすの日記

シロクマあいすの思いつきを書いたものです。

今週の読書(5月15日~5月21日)

※今週、読んだ小説や漫画、ほか。                                                

※感想はあったりなかったり。                                                  

※漫画の再読は含まず。

 

赤坂アカかぐや様は告らせたい』⑲⑳・・・ヒロインたちが恋人になるまでが傑作であとは惰性と思っていたけど、読み返すとやっぱり面白いな。

 

坂戸佐兵衛旅井とりめしばな刑事タチバナ』㊵

 

加藤元浩『空のグリフターズ』③

 

ゆうきゆう✕ソウ『マンガで分かる心療内科』㉑㉔

 

諸星大二郎『雨の日はおばけがいるから』『オリオンラジオの夜』・・・やっぱり諸星大二郎はすごいな、という作品集。

諸星大二郎『あもくん』・・・上記はSFテイストだが、こちらは純怪談。でも、あまり怖くないんだよね。

 

丸山恭右『TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには』⑭・・・格闘マンガから段々、ダークファンタジーのようなテイストに。主人公、冤罪で捕まっています。

 

 

喜多喜久『動機探偵』・・・とても読みやすく設定もユニークで期待大だが、とにかくつまらない。「不可解な動機」といいながら、当たり前の真相しかない。

居酒屋「てけてけ」と「鳥貴族」

1~2ヶ月に1度、ひとりで居酒屋に行ってのんびりするのだが、基本は安いチェーン店。なかでもお気に入りは「てけてけ」か「鳥貴族」。

どちらも焼き鳥メイン。

「てけてけ」は、お通しのキャベツ300円。焼き鳥1本90円前後。その他のつまみは税別299円~399円がメインのボリュームライン。驚くべきは生ビール170円(税別)、ハイボール150円(あくまでも一番安いものが、です)。

対する「鳥貴族」はご存じ、298円(税別)均一。ドリンクも発泡酒や安いメガハイボールにすれば、「てけてけ」の2倍来るので、安い。焼き鳥は2本で298円なので、「てけてけ」と比べるとやや高いが、それ以外のメニューも298円なので、総合的には、どちらも同じぐらい。

 

と思っていたら、「鳥貴族」値上げしている!!!!

え、319円で、税込350円だと。確かに合計金額は計算しやすいけど、がっかり。

いままではどちらかといえば、「鳥貴族」メインだったのに。

 

「鳥貴族」で一番好きなメニューは焼き鳥ではなくて「とり天ー梅肉ソース」。

「チキン南蛮」も美味しいけど、「てけてけ」の方がソースが口に合う。ただし、こちらは399円。

「てけてけ」のお通しのキャベツには味噌が付いていておかわり自由。「鳥貴族」もおかわり自由の「キャベツ」があるけど、ごま油で、インパクトが弱い。

 

個人的なメニューの最強組み合わせは

・「てけてけ」のキャベツお通し

・「てけてけ」の生ビール

・「てけてけ」の焼き鳥

・「鳥貴族」のとり天

・「鳥貴族」の「メガハイボール

・「てけてけ」のチキン南蛮

・「鳥貴族」の〆ごはん

といったところ。

 

沖縄に行った話

GWに家族旅行で沖縄に行きました。

 

詳細を書くとキリがないので、ホテルの話と海水浴の話と、美ら海水族館の話は省略。観光名所を感想を簡単に。

 

ビオスの丘

大人の入園料1800円は少し高めに感じますが、それでも、園内の広い池を船で渡りながらガイドの説明が付くメインは楽しい。そのあとは、いわゆる公園で簡単なアスレチックやらブランコやら無料の楽しめる物が多数。山羊の散歩もできます。別料金になりますが、水牛車の乗って園内をぐるりと回れます。

 

「ナゴパイナップルパーク」

パイナップル畑をみて何が面白いの?という始めの感想とは別に、是非おすすめしたいところです。延々と園内で流れるパイナップルパークの歌を聞きながら(ほぼ洗脳!YouTubeで検索できます)パイナップル電車に乗って、自動で動くパイナップルカートに乗って、植物園を歩きます。何故か、(最近、あちこちで見かけるようになった)恐竜の形をしたほぼ等身大の動くロボット(?)をみて、子供たちは大喜びでした。パイナップルパーク特有のお菓子(試食あり!)を楽しみ、パイナップルを使ったお酒を飲み(私は自動車なので飲めなかったけど)と色々と楽しかったです。

 

「古宇利オーシャンタワー」

島に行くまでの、橋がめちゃくちゃ海が綺麗!

そしてオーシャンタワー!始めに自動カート(流行っているの?これ?)でタワーまで行き、何故か最初に小規模な貝殻博物館(のようなもの)がありますが、とにかくタワーのてっぺんからの景色が素晴らしい、と妻のテンションは爆上がりでしたが、子供たちと私は5分で飽きていました。

 

「御菓子御殿 名護店」

いわゆる銘菓「紅芋タルト」を売っているお土産物屋さんなわけですが、何故か、植物園(有料)が併設されていて、何故か、ここ最近の流行といえる動く恐竜ロボットがいます。でも、これはかなり見応えがありました。パイナップルパークや、関東近辺の似たような企画と比べて、一番良かったかも。植物園の植物が本当に恐竜時代の植物にように思え、見事です。

今週の読書(5月1日~5月14日)

なんか勘違いしていて、2週間分「今週の読書」を溜めていました。

 

※今週、読んだ小説や漫画、ほか。                                              

※感想はあったりなかったり。                                                

※漫画の再読は含まず。

 

阿津川辰海『蒼海館の殺人』・・・非常によく練られている本格ミステリで、台風で水没しつつある館を舞台に、数々の伏線と論理、サスペンスときっちりと作ってあるのだが、正直、心が躍らない。やはり現在日本のミステリとして、しっかりできているだけでは足りないのだろうか?

ちなみに自然死と思われた老人への少年の言葉、「だってさ、おじいちゃんって殺されたんでしょ?」は、クリスティーのあの名作とかぶるが、その点だけを比較すれば、出来は歴然。無理に入れない方が良かったかな。

 

歌野晶午『名探偵は反抗期』・・・かなり昔に読んだけど。悪くはない。

 

星新一『悪魔のいる天国』『だれかさんの悪夢』・・・子供の頃、夢中になって読んだ星新一作品の再読。すっかり忘れていたけど、今となってはわりとオーソドックスなショートショートですよね。スゴいのはそのオーソドックスな形を作り上げたこと。「意外なオチ」メインの作品もありますが、オチよりも設定の妙が光るものが目立つ。

 

東川篤哉『新 謎解きはディナーのあとで』・・・前シリーズと比べ、特に代わり映えはない。

 

ONE✕村田雄介ワンパンマン』㉕

 

朝倉秋成✕小畑健『ショーハショーテン!』②

 

藤栄道彦最後のレストラン』⑲

伝奇小説ベスト

『永遠の伝奇小説BEST1000』は、私の愛読書。

今から20年前に学研M文庫から出版されたものですが、テーマ別・作家別にそれぞれの選者がベスト50やベスト10を選び、総数1000作品のおすすめ伝奇小説を挙げているというブックガイド(実際には、選者同士のダブりもあるので、1000作品はないけど)

ちょっとだけ読んだり、パラパラ読みにも適しています。

テーマが「西洋神話」とか「古代・中世・日本伝奇」もあり、聞いたこともない(というよりも手に入らない)ような作品も多数あるが、想像力をかき立てられます。

 

さて、それを受けて自分なりの伝奇小説ベストを選んでみました。とはいっても、古典はもちろん、近年のものもそれほど読んでいないので、この本には遠く及びませんが、まあ、お目汚しに。

 

油断すると、ラノベと伝奇の区別が付かないことになりかねないですが、現代において、ラノベを外すわけにはいかないでしょう。

単に面白いとか、ではなく、私のイメージとしての伝奇らしさを追求すると、

上遠野浩平ブギーポップは笑わない』は外せません。

山形石雄六花の勇者』ファンタジー色が強すぎる気もしますが、傑作です。

秋山瑞人DRAGONBUSTER』は絶対おすすめ。ただし、未完なんですよね。(他の秋山作品はSF力が強すぎてあまり伝奇っぽくないんですよ)

うえお久光悪魔のミカタ』。この作者は引退してしまったんでしょうか?これだけの傑作が書けるのに。

西尾維新化物語』は、まさに「奇怪」を伝えるという伝奇そのもの。

奈須きのこD・D・D』。「空の境界」の方が伝奇小説として有名ですが、未完のこの話が断然おすすめです。

ここまでラノベ(寄り)の作品でしたが、少し離れて

京極夏彦巷説百物語』。いまさらですね。

⑧山白朝子『エムブリヲ奇譚』。あまりにも美しい怪談物。

汀こるもの『ただし少女はレベル99』。コメディとシリアスのバランスが見事な魔法少女(?)もの。

津原泰水『11』は絶対に外せません。SFとも読めますが、そんな理屈を超越する最高の短編集です。ああ、でも「綺譚集」も外したくない。

 

小説『布団に喰われた父の話』

 まだ五歳の息子と、その父親は決して広くはない部屋の中でかくれんぼをしていた。

 隠れる場所などは殆ど無く、いわば戯れのようなかくれんぼだった。

 もう寝る時間にはとっくになっていたが、遊び足りない息子のたっての頼みで、ほんの少しだけかくれんぼをすることになったのだ。

 母親はテレビを見ながらアイロンをかけていた。それが彼女にとってささやかな安らぎの時間であることを知っていた父親は、子供を寝かしつけるまでが自分の仕事だとばかりに子供の相手をした。

父が目をつぶり、十を数える間、息子は慌てて隠れ場所を探した。探すといっても、隠れられそうなのは、部屋に唯一のタンスの陰か、すでに引いてあった布団の中か、その分、空きができた押し入れしかなかった。台所と浴室とトイレは、母親に怒られるという理由で、隠れてはいけないというのが父と子の暗黙の約束だった。

 やがて息子は布団の中に潜り込んだ。布団は小さな息子の身体をすっぽりと包み込んだが、その膨らみまでは隠すことはできなかった。目を開けた父親はすぐにかすかに揺れる布団の膨らみをみて、そっと微笑んだ。そして、どこにいるかわからない、とわざとらしく言うと、押し入れやタンスの陰や、人が隠れることが出来る訳のない天井などを探す振りをした。

 その度に布団の膨らみはクスクスと笑うように震えた。

 一通り探した振りを終えると、父親は布団をめくり、見つけたよ、こんなところにいるなんて気がつかなかった、と言った。

 今度は息子が鬼になる番だった。しかし、小さな息子でさえ限られている隠れ場所は、父親の番になるとまるでなく、止む得ず、布団の中の入り、頭の上までしっかりと布団をかぶった。大柄な自分の足が布団から飛び出していることには気がついていたが、そのことに息子はすぐ気がついてくれるだろうかと思うと、ある種の面白ささえも感じるのだった。

 もういいかいという息子の呼びかけに、父親が応えると、すぐにおかしそうな笑い声が聞こえた。どうやら、すぐに気がついたようだった。

「ここにいるよ」と息子はすぐに布団をめくろうとしたが、すぐに見つかっては面白くないと思ったのか、父は中からぐっと布団を掴んで、めくれないようにした。

 もう見つけたよ、という息子に、父はふざけて、ここに隠れているのはパパじゃないよと言った。

 違う、パパだよ、ほら、僕はもう見つけたよ。

 違う、パパじゃないよ。

 じゃあ、誰なの?

 布団の中には誰もいないよ。

 ううん、だって足が出ているもの。

 布団越しの親子のやりとりが何回か繰り返された。

 息子は楽しそうに笑った。パパ、ずるいよ。

 そう言って、思いっきり力を込めて、布団をめくろうとしたその時だった。

「パパなら、布団に喰われてしまったぞ」

 突然、響いたその声は普段の父親の声とはまるで違う低く陰鬱なものだった。

 幼い息子は一瞬引きつけを起こしたような固まり、思わず、布団から離れてしまった。そして怯えた表情を母親に向けた。

 その聞き覚えのない声に少しだけ驚いていた母親だったが、怯えた息子と目が合うとかすかに微笑みながら、パパの冗談よ、と言い、それを聞いた息子は少しだけ安心したような顔をみせた。

 その様子を見てから自分の夫に対し、なんて悪趣味なんだろうと心の中では思ったが、それよりも今見ているドラマが盛り上がっていたので、そのままこの件を忘れた。

 それでも何だか怖くなった息子は、早く、父親を見つけ出そうと、布団に近づいた。 

 布団の端からは相変わらず、父親の足が見えた。

 だが、その足は先ほどとは違い、まるで動かなかった。幼子の目には、布団の膨らみはすでになく、足だけ残して身体が消えたかみたいに、ぺちゃんこになっているように見えた。

「ねえ、ママ」

 息子の呼びかけに母親は返事をしない。

「ねえ、ママ」

 繰り返しの呼びかけにテレビとアイロンがけに集中していた母親がようやく、なあに、と返事をしたが、幼子は自分でも持て余す漠然とした不安を言葉にすることもできず、もう一度、ねえ、ママと呼びかけた。

 布団から突き出た白い足はピクリとも動かない。

 息子は大声で泣き出した。

今週の読書(4月24日~4月30日)

※今週、読んだ小説や漫画、ほか。                                            

※感想はあったりなかったり。                                              

※漫画の再読は含まず。

 

渡辺慎一『プロ嫁』①・・・いちゃいちゃする夫婦物は好きな方だが、これはいまいち。というか夫婦物ではなかった。

 

夜光虫『クロウマン』①