※今週、読んだ小説や漫画、ほか。 ※感想はあったりなかったり。 ※漫画の再読は含まず。
サンドロビッチ・ヤバ子✕だろめおん『ケンガンオメガ』⑲
割内タリサ『異世界迷宮の最奥部を目指そう』③④⑤・・・3巻が鬱展開で少し止まっていたけど、読み始めるとやはり面白い。オーソドックスだけど、それを突き詰めた感じ。ラスボス(?)のキャラクターが良い。
海堂尊『コロナ漂流録』・・・文章力があるから読ませるけど、半フィクションで展開は現実を外せない分つまらない。
細音啓『神が遊戯に飢えている。』①・・・神様とゲームで戦うといえば、「ノーゲーム・ノーライフ」を思い出しますが、まあ、あんな感じ。ただ、キャラクターや展開が「ノゲノラ」より弱いので、まあ、読めるけど、ぐらいですね。
西尾維新『掟上今日子』シリーズ(再読)・・・わりと気に入ったエピソードだけをパラパラ読むざっくりした再読ですが、改めて、このシリーズのすさまじさが分かる。西尾維新は推理作家としてはB級ですが、このシリーズのトリックの発想は見事です。これをもっとじっくり腰を入れて書けば、傑作が生まれたかもしれませんが、この軽さが西尾維新の良さなのでまあ、いいかと思います。
櫛田こころ『王宮まかない料理番は偉大』・・・感想を書くには原則、読了したものだけですが、これは例外ということで。いわゆる異世界転移&料理もので、「よくある」としかいいようがない設定ですが、ストーリー展開がとにかく雑。1/3ぐらいで、ヒロインが両思いになりますけど、男性が告白して、女性が実は私も、で終わり。ヒロインが男装しているとか異世界から来たという設定をほぼ無視。「無職転生」を見習え。