※今週、読んだ小説や漫画、ほか。 ※感想はあったりなかったり。 ※漫画の再読は含まず。
城平京✕片瀬茶柴『虚構推理』⑳
西瓜士『地雷忍者るるの失恋』①・・・馬鹿馬鹿しい設定は予想通りだけで、思ったりより絵が良くない。コメディは絵が良くないと白ける。
春日井晶『踊る千年家族』①・・・こっちもコメディだけど、キャラと絵が良い。
乙一『The Book』・・・荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険』スピンオフ。なんとなく読み損ねていたがめちゃくちゃ面白い。仗助たちの出てくるパートは能力のアイディアや頭脳合戦、アクションも含め、本家を超えるほどのできばえ。しかし、それだけで終わらないのが乙一。事件の背景を描くパートは、情緒溢れるホラーテイストで、これだけで、一編の小説として評価できます。
貴志祐介『秋雨物語』・・・ノンシリーズのホラー小説集。アイディアは、まあ並だが、とにかく、つかみが抜群に上手い。癖のない文章の良さも相まって、先を読みたくて仕方がなくなる。
まはら三桃『無限の中心で』・・・数学好き高校生の青春物。ティーン向けですが、読みやすく、素直に感動できて面白かった。