シロクマあいすの日記

シロクマあいすの思いつきを書いたものです。

ミステリドラマにはまる(今はコロンボ)

ツタヤの定額DVD借り放題サービスに加入したこともあり、定期的にDVDを借りている。

メインは子供向けのものだが、自分用にも数枚。

基本は、旧作しか借りられないので、昔見た国内ミステリドラマ作品を再視聴。

ケイゾク』『ガリレオ』『トリック』『パズル』『貴族探偵』『掟上今日子の備忘録』など。

で、最近、ちょっと気になるのが『名探偵ポワロ』と『警部コロンボ』。それなりの巻数があるので、少しずつ視聴。

で、『コロンボ』ですが、ストーリーが抜群に面白い!

しかし今見るとやはり古めかしいところも多く、そこがまた楽しい。

電話のトリックに関わる部分で、携帯電話がないのがもちろんのこと、逆探知できなかったり、ナンバーディスプレイがなかったりするから成立するものもありますね。

一番、気になるのはコロンボの喫煙。

でかい葉巻をかなりぷかぷか吸っていて、事件現場でも、現状保持を気にせず、灰を落としまくっています。うーん、時代を感じるな。

転職日記 その4(9月後半~11月前半)

9月18日(金)

超有名大手学習塾のS社の面接・筆記。

担当者、怖っ。

質問「なぜ、国語なの?」「なぜ、小学生指導なの?」「中学入試問題はやってみた?」「どう思った?」「どんな問題が印象に残った」

ある意味、きちんと選抜している印象。ただ、担当者の態度が怖い。

筆記試験は漢字・部首・画数のほか、「許可」の反対語は? 思いつかなかったな。後で分かった。「禁止」ですね。

とんちめいた問題も。

「哲学は一般のひとにとって○○○○お○なものだ」(うろ覚え)に入る言葉は?

「戦後、若者に期待が寄せられた」これを色で表すと何色?

あとは普通に現代文問題と、最後に、「今の問題を小学生五年生にわかりやすく説明するなら、どうしますか。黒板に板書するつもりで書きなさい」

まず間違いなく不採用ですね。

週明けの筆記の採点をするので、結果は一週間から十日後になるとのこと。

 

予想通り、不採用通知が23日着。19日にはもう出していたみたい。えっ!てことは筆記試験の結果をださずに不採用になっている・・・・。おのれ!

 

C社とL社(どちらも幼児教室・発達支援)。ともに、9月15日にWEB書類選考を出しましたが、結局二日後にNG連絡。

面接まで行ったW社のことがあったので、応募してみましたが、幼児教室の先生って、もしかして女性限定?

ああ、そうと気づかず、40オーバーのおじさんが応募してしまった。恥ずかしい。

 

9月25日

「週明けには合否問わず連絡します」といっていたW社から連絡が来ないので、こちらから確認メールを送ったら、「システムの不具合で不採用通知が送られていなかった」とのこと。二重のショック。

 

9月27日

もうどうせ来ないだろうと、油断していたら、WB社(発達支援)から書類選考通ったから、一次面接したいというお知らせ。

 

一応、ここで発達支援に関してのまとめ。幼児教室は一言で言えば、「幼児から小学校1、2年生ぐらいまで」を対象に、いわゆる勉強的なものを教えるところ。それに対して発達支援は「幼稚園児から高校生までを対象に発達に問題がある児童・生徒に発達が正常になるように支援・教育していくもの」です(あくまでも、私のまとめなので、違っていたらごめんさい)。例えば、言葉が遅く、四歳ぐらいでもほとんどしゃべれない、とか、落ち着きがなく集団行動ができないとか。

そもそもうちの子供も言葉が遅く悩んでいます。それもあってか、興味があり。

公共の機関とは別に、ここ5年ほどで一気に事業として拡大。理由のひとつには法整備の関係で、利用者が一割負担で利用可能になったこと。

例えば、利用者は一回の療育一時間で(企業によるが)1000円ほどで利用可。しかし、実際には、9割税金利用、つまりは企業側は10000円の売り上げになるわけですね。

正直な話、かなりボロい商売かも。

 

さてWB社の面接は銀座のど真ん中のビルで担当者は男性。話は弾み、うまくアピールできたと思ったのですが……。

10月7日WB社(発達支援)から不採用のお知らせ。しばらくはのんびりするつもり。

 

10月15日第三回目のハローワーク。ついに失業手当がもらえる。一日6164円。ああ、もう失業生活から抜け出せ成るかも。

 

10月16日 次のハローワークに向けて、就職活動開始(二社以上、活動しないとお金がもらえないのです)。

懲りずに発達支援関係3社。

二社はすぐに不採用通知。ところが一社から面接の案内が来ました。

 

10月20日 K社(発達支援)面接。

実はこの業界、お給料が基本安いです。この会社も募集要項では18万とか書かれていて、新卒並み。最終的にはいろいろな条件がついて、20万前半の提示になりましたけど。

それでも詳しく仕事内容の説明をしてもらい、印象は◎。あまり大きな声では言えないが、仕事はものすごく楽そう。「いつから働けますか」的な会話もして、いけそうな感触。(日)(月)休みだと言うし、贅沢言わず、決められるならここで良いと決心。

しかし、一週間後、不採用通知が……。ああ、心が折れる

 

ハローワークからの失業手当をもらえる条件は満たしたので、しばらくは自堕落予定。

 

11月10日

学習塾2社に応募。講師ではなく、運営の方ですね。塾業界には珍しく、どちらも「土日祝休み」。そこに惹かれたのですがあえなく書類選考で不採用。

 

11月12日

ハローワーク。ああ、定期収入があるって素晴らしい。もう、心にダメージを負ってまで就職しなくていいやという気分になるが、この先、ずっとこのままではいられない。

転職日記 その3(9月前半)

9月3日(木)

O社(講師登録)、WEB面接。

最初にWEB上で模擬授業を行って、それから面接。あくまでも、講師登録なので、仕事はくるかどうかは保障しないとのこと。

この頃になると、塾講師は正直無理かなと思ってきた。少なくとも、全教科教える塾は自信がない。

まずは就職よりもバイトで良いから塾講師を行って経験を積むのが先かなと思う。

妻とも相談。妻としてはアルバイトで良いと言うが、金銭面(というか福利厚生)でさすがに不安。

閑話休題

模擬事業は何でも良いので普段、やっていることと言われた。え、普段やっていません。

とりあえず、一番、はったりがききそうな「小論文の書き方」をテーマに研究。

ユーチューブで本職の講師が小論文の書き方を講義している動画をみて、研究。さすがにそのまんまパクりは嫌なので、何本かみて自己流で再構成。練習。

結果としては、非常に上手く出来たらしく、相手方も満足そう。ただ、やはり問題は経験が無いこと。

ところが、なんと採用!

でも、実はここにはカラクリが……。

実はO社で、ある学校から「病欠の講師の代わりに一ヶ月半限定で国語現代文講師」を求められていた様子。抱えている講師は皆、他にも固定の授業を持っている人がほとんどで、さすがに一ヶ月だけ、ほぼ毎日出勤OKなのはいない様子。

しかし、ここで大きな問題が……。塾ではなく、(短期でも)学校で就労する場合、教員免許が必要なのですが、私の教員免許は切れている!

え、嘘、教員免許に期限あるの? 実は10年ほど前に期限が出来たみたいです。

更新には30時間ほどの専門機関でも講義を受けて試験に合格する必要があり。受講料も必要。そもそも、その講義を受けるためには、学校側から「うちで働きます」という認可が必要。え、なにそれ?つまり現職以外は、就職先が決まってから、30時間の講義と試験を受けるわけです。

(ただ、今はインターネット上で24時間いつでも受けられる講義があるので、その気になれば、手続きは別として、3日ぐらいで更新可能のようです)

それに関してはO社がその学校に交渉してくれるようですが、もうひとつ問題。

場所が遠い。……片道2時間以上って……。

もちろん、一ヶ月半限定ですし、終わったと転職活動に箔がつくのも事実。

かなり悩みましたが、結局、辞退。

今思えば、いろいろと迷走してますね。辞退するくらいなら受けなければ良かったのに。

 

9月14日(月)

G社(学習塾)面接。正直、応募から結構時間が経ってから面接の連絡があり。絶対駄目だと思っていたのに、面接。

ただ、面接の手応えは残念。本来は、筆記試験があるはずだったが、「学力がありそうな人は省略しています」とか言っていたけど、絶対にもう駄目だと思って受けさせなかっただけだと思う。

実際、翌日には速攻で、断りのメール。

止む得ないところでしょう。そもそも、まったく経験のないおじさんがいきなり塾講師をやらしてくれといっても、それは断るよね。すぐに連絡くれただけでも、誠実な方かな。

 

9月15日(火)

W社(学童保育)WEB面接。

「どんな仕事をしたいですか」という質問にうまく答えられず。やはり、情熱のなさや業界研究の足りなさがカバーできない。

今週の読書(11月15日~11月21日)

今週、読んだ小説や漫画、ほか。

※感想はあったりなかったり。

※漫画の再読は含まず。

 

菱川さかく『最強同士がお見合いした結果』

霜野おつかい『なぜ、勉強オタクが異能戦でもトップを独走できるのか?』

竜騎士07『バケモノたちが嘯く頃に』

秋竹サラダ『祭火小夜の後悔』

円居挽『その絆は対角線』

深水黎一郎『最後のトリック』・・・「読者が犯人」もの。頑張っているとは思うが、やはり無理筋なのは止む得なしか。個人的には辻真先の『仮題・中学殺人事件』の方が上。

倉知淳ドッペルゲンガーの銃』・・・奇抜で魅力的な謎。洒落たトリック。個性的なキャラクター。ただ、いまいち評判にならなかったのは、やはり展開が地味なのと、細部が雑なせいでしょう。すごく読後の満足度は高いのですが。倉知淳に外れなしですか。

転職日記 その2(7月後半~8月)

時間を戻して、

7月23日(木)

H社(学習塾)面接。

初面接にかなり緊張。わりとこじんまりした会社で場所は教室のひとつ。万が一にも遅刻がないように、あれこれと行き方をを調べ、面接の30分前にはつくようにして、と一苦労。

履歴書も久しぶりなもので、何度も書き直し。で、5分前につくと、まだ、入り口が開いていない。あれ?もしかして、間違えた?焦ったが単に担当者がぎりぎりだっただけ。

そして、ベンチャー企業あるある。面接者が社長。

同世代で、10年ほど前に立ち上げた会社。個別指導専門の学習塾ですね。

塾業界の基本知識から話してもらい、相手は第一印象でわりと気に入ってもらえたようで、話が弾み、採用の方向に。

個別指導といえども、アルバイト任せではなく、きちんとプロの講師が教えるべき、という理念にも共感が持てました。

お給料は前職よりもかなり落ちますが、労働時間が短くて済む様子。現実的に、中途採用は、よほどの実績をもとに転職しない限りは前職よりも落ちるのが普通。

家庭の事情を考えると、それでも良いのです。収入は副業でカバー予定。

次は職場見学。

H社はアルバイトを使わずに、社員のみで対応。1校舎講師の数は平均ふたり。その分、生徒数も少なく、省エネ運営とのこと。

事前に私の経験がないので、教えるのには予習が必須の旨を伝えており、社長も「そんなに難しくないから大丈夫」と太鼓判。

職場を見る限り、ぎりぎりいけるかと判断。お世話になることに。

しかし、これが大きな失敗でした。

私が実力不足なのは分かっているので、まず1ヶ月の再学習の時間が欲しい旨。職場に慣れる意味でも、何回かアルバイトで予習をした上で、マンツーマンの指導を経験させてくれる約束をしました。

早速、参考書などを買い込み、中学生の5科目再復習開始。

ところが、その後、いきなり連絡が来て、「急に人が足りなくなったので、一週間後、個別指導を複数受け持って」とのこと。

急いで担当する校舎に向い、受け持つ指導範囲の詳細を確認。ところが、「まだ、分からない」とのこと。そもそも、使う予定のテキストも予備がないと言われ、止む得ず、コピー。しかも教える範囲(ひとりひとり違う)も不明なため、全コピー。それだけにイライラするのに、テキストで生徒は持っているが校舎にはないものがあることも判明。

つまり、ここの先生は予習も何もなく、来た生徒のテキストを借りながら、その場で授業を組み立てて指導している訳です。

でも、それを私に求められても無理ですから。

一度引き受けた以上、止む得ず、詳細範囲の連絡待ち&ひたすらコピーしたテキストの予習。

範囲の連絡が来たのが、2日前。「中学三年の国語、中学三年の社会、中学三年の理科、小学生国語」。それは範囲の詳細とは言わないでしょう。それでも食らいつくために必死に予習。

前日、「追加で中学二年の英語もお願い」と連絡あり。

すでにこの時点でこの会社への信頼はほぼ無くなっていたが、ドタキャンも手抜きも性に合わない。

前日はほぼ寝ないで、予習に励む。

そして迎えた当日、8月13日。

当日行くとさらに指導のスケジュールが追加されている。

ちなみに個別指導といっても完全マンツーマンの場合と、ひとりの先生がふたりぐらいまでは教える場合がありますが、いきなり、ひとりでふたりの面倒をみることに。しかも、そのふたりの科目が違う……。

そんなのはありですか。

詳細は思い出したくもないほど、ぐだぐだ。

事前に「生徒には絶対に分からないとか、自分は新人だという発言NG」といわれていたので、頑張りましたが、たぶん、あまりの私のぐだぐだぶりに生徒もショックだったでしょうね。

ひとりに問題やらせて、もうひとりに答え合わせ。それもほぼ、答えを読むだけ。答え合わせが終わったら、次の問題をやらせてもうひとりの答え合わせ。タイミングがずれると、ひとりをぼーと待たせることになるわけです。

いくら人手が足りなくても、こんな適当なことで良いのかは疑問。

翌日、申し訳ないのですが、辞退の連絡を入れました。

本当に大変なのは最初だけで慣れればできるようになるとも思いましたが、たぶん、それまで持ちませんし、何よりも、生徒に申し訳ない。

こちらも要求しませんでしたが、向こうからも一日分の給与(と交通費)の話は出てきませんでした。

(※たられば話ですが、初めての面接でいきなり採用が決まったのは、良いことですが、私の感覚を鈍らせる一因にもなりました。この後の企業でも、同じような感じで面接をやって、落ち続けていることを思うと、かなり特別なことだったのかも)

転職日記 その1(6月後半~7月後半)

6月17日(水)

退職して一ヶ月半以上過ぎてようやく離職票が届く。就職するしないにかかわらず、失業保険をもらう第一条件がこれだけ遅いってふざけるなと思う。

(コロナのために、役所の手配が遅かったのはあるようですが)

ちなみの離職票が遅れると、その分、失業手当をもらえるようになる時期が遅くなります。

 

6月25日(木)

ハローワーク。自主退社なので、ここから失業保険をもらうまでは長い道のり。次回までに一度以上の求職活動必要。

 

7月14日(火)

まずはよくある「転職エージェント」に申し込み。とりあえず、エン転職に登録後、はじめて連絡が来た「G」社に連絡。電話にて打ち合わせ。

結論から言えば、ぐちゃぐちゃ。担当が新人らしく、ろくな対応ができず、打ち合わせ後も簡単な紹介メールが一回来ただけでその後は何の連絡もなし。

 

自分の中で外食業は辞めておこうという気持ち。

向いているのは教育関係だと思うのだが。でも、そもそも、未経験者の中途採用の募集があるかどうか。

 とりあえず、塾講師・人事部・教育研修(トレーナー)関係に的を絞ってやってみる。

 

7月15日(水)

前の会社の会長から「話したい」と連絡。自分で事業を始めるので、一緒にやらないかという誘い。まずは顔合わせ。

飲食店&宅食の店をやりたいとのこと。すでに事務所を構え、一ヶ月ほどで法人を立ち上げるようだ。メンバーは以前の会社の退職組。年齢は60から70近いものばかり。

正直、うまくいけば、5年から10年後に会社は私のものだという邪悪な野望を抱く。

 

7月24日(金)

立ち上げた事務所にて会長たちと打ち合わせ、というか会社の詳しい概要を確認。

で、結果から言うと疲れた。そして申し訳ないですが辞退。

まずは延々と会長の雑談。具体的な打ち合わせはほぼなし(3時間中30分程度か?)あとはひたすら会長の雑談と、「事業が上手くいけば、給料は50万以上だ」的な夢物語。

ああ、そういえば、前の会社の時も、こんな感じだったようなと、懐かしい思い。でも、苦痛がなくなるわけではない。

正直、コロナとは無関係に成功しそうに思えない。

そもそも宅食のシステムが分かっていない様子。

いきなりメニューとか相談しているが、まずは価格帯と客層と地域を結びつけておかないと、メニューは後でしょう。

宅食を自社でやるのか、どこかに委任するのかも決まっていないって……。

本当に会社として成立して給料がもらえるかどうかは、ともかく、今後もこの会長の話に付き合うとなるとたぶん、ストレスで倒れると思う。

 

※完全に余談ですが、私が宅食の会社を立ち上げるなら、まずは店をどこかの巨大団地のそばに作って、自転車の範囲内で、まずは実験。そこで採算がとれるようなら、自動車を購入して……、という感じでやるけど。商品と価格は、その団地の住んでいる人に需要がありそうな商品と価格にするのが筋。

 

7月16日(木)

J社(学習塾)にWEB書類選考→18日お断り。これが初挑戦初敗退。

 

7月17日(金)

ハローワーク2回目。

この後三ヶ月間は不支給。次回(10月15日)までに二回以上の求職活動。

 

以降、7月下旬から8月下旬にかけて、WEB選考の書類選考落ちは数知れず。10社ぐらい。学習塾や人事部募集、トレーナー募集。

きちんと連絡来るところもあれば、「連絡なかったら、不採用」もあり。

落ちると落ち込むが、でも、冷静に考えれば、人事・研修経験が2,3年ぐらいの40過ぎたおじさんでは需要がないわけですよ。

30前の若手なら、育てる方向で考えられるけど。あるいは、「10年以上人事やってました」のベテランと比べられると、敵わないですよね。

 

WEBの賢いところで、関係ないサイトを見ていても求人が広告にでるようになる。こちらも焦っているので、気になるところ転職サイトの応募は新規でも、登録と応募の繰り返し。

登録すると、応募した会社の選考に関わる情報だけではなく「あなたにふさわしい企業の情報」とか「転職活動で気をつけたいこと」とかのメールマガジンが来るようになって最終的には一日50通以上のメールが来るようになってしまう。

その中で気になる求人があったら、確認して……とメールチェックに振り回される日々。

そもそも当初の予定では、「失業手当が切れるまでのんびりするぜ」だったのにな。

途中、一ヶ月の求職活動は2~3社と心に決めて、「エン転職」以外のサイトは抹消。おかげで心穏やかになりました。

GA文庫のラノベ4作品を読んでみた。

最近、自分のラノベ読量(!)が下がっているのに気がついたので、まったく所見の作家をタイトルのみで4作品読んでみた。

 

鳥羽徹『天才王子の赤字国家再生術~そうだ、売国しよう~』

海空りく『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』

霜野おつかい『なぜ、勉強オタクが異能戦でもトップを独走できるのか?』

菱川さかく『最強同士がお見合いした結果』

 

タイトル長っ!

でも、そうでないとさすがにタイトル買いは出来ません。

さて感想をいえば、それぞれ設定は面白いし、読みやすくて、楽しめました。

ただ、見方を変えれば、作品が違っても、感想が一緒。つまり、どの作品も優劣や区別がつけづらいのは感じます。

設定もあくまでも決まったテンプレの中で独自性を作っていますが、そのテンプレを超えているわけではないですよね。

(それがいけないと言っているわけではありません。テンプレを使うことで、余分な説明を省き、物語に集中できるわけですから。ファンタジーを読むのに、いちいちドラゴンとはどんな生き物か説明されていては、それだけで疲れてしまいます)

 

時間と予算が無制限ならそれぞれの作品を続編も含め、読みたいのですが、そうでない以上、「もういいや」という話にはなります。

 

これからのラノベはどうなるのでしょうか。

内容ではなく、あくまでも出版社側のパッケージ戦略がメインになっていくのか

まるで違う形態に進化(?)するのでしょうか。

 

余談ですが、イラストもほぼほぼ似ています。

『天才王子~』の「フェルまろ」はこの中では、やや個性を出していますが、『勉強オタク』の「はくり」と『最強同士』の「U35」の区別が表紙からはつかない。同じ人と言われれば納得しそう。