シロクマあいすの日記

シロクマあいすの思いつきを書いたものです。

富山に観光。ざくっと。

先日、富山県に観光旅行。その記録をざくっと。

 

1日目 

自動車で約7時間かけて移動。

まずは『五箇山合掌の里』。実際に人が住んでいる合掌造りの家が見学できます。田んぼが広がる山の中に普通に何軒も合掌造りの家が。お土産物屋や食事処もあるけど、ぼんやりとみるのがいいでしょう。

隣の石川県(金沢)に移動。

 

2日目 

さっそく、徒歩5分の『兼六園』へ。だだっ広い日本庭園ですが、見応えあります。ただ、朝から言ったにもかかわらず、異常な猛暑でへたばった。 

次にそのすぐそば、『21世紀美術館』。びっくりするぐらい混んでいました。事前にチケットを購入していて良かった。常設展はあまりなく、メインは、企画展。そして今回の企画展はなんと、韓国の芸術的映像。一回15分~20分程度の映像を各部屋で流していてそれが6~7部屋ほどあります。ストーリーらしき物はほとんどなく、訳が分からないけど目が離せない感じでした。私と娘はかなり楽しめたのですが、下の息子にはやはり無理でしたね。途中でぐずりだして、妻が「私もみたかった」と言いながら部屋から連れ出してくれましたが、さすがにゆっくりみるわけにもいかず、なんとなく消化不良。

お昼にカレーを食べたあと、移動。富山県内に戻り、土砂降りの中、氷見商店街へ。ここは、商店街のあちこちに藤子不二雄Aのデザインした魚介類の人形があり、しかもこれ、喋ります。さらにプロゴルファー猿や、忍者ハットリ君の人形も。なかでも目玉は商店街の一角にある『藤子不二雄Aアートコレクション』。入場料が安いのでしょぼいかと思っていたら、意外なほど充実。原画や藤子不二雄A先生の思い出の品、作品解説など。さらに藤子不二雄A漫画が読み放題のコーナーがあり、正直ここで丸一日はいられた。でも、やはり途中で下の子がギブアップ。

ちなみに私の藤子不二雄A作品のベストは「ブラック商会変奇郎」です。

その後も商店街にある『忍者ハットリくんラクリ時計』を見に。ところが何故か時間になっても動かない。故障? 残念。

夕食はブラックラーメン。地方限定のチェーン店らしきところで食べましたが、普通に美味しかったです。

 

3日目 

富山県の高岡に行き、そこから路面電車に乗って『帆船海王丸』の見学に。船がまるごと博物館になっています。ちなみに下の子はここで一番楽しんでいた。  

ついで、同じく路面電車ながら、外装も内装もそれ一色の『ドラえもん路面電車』に乗り『藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー』。こちらも原画やゆかりの品がありましたが、割とガチな大人向けでした。唯一の子供も楽しめるのは、完全オリジナルの短編アニメ。ドラえもんを始め、キテレツやパーマンエスパー魔美などが勢揃いして月でレースを行う話でした。

さらに富山市内に戻り、『富山市ガラス美術館』へ。ここが一番良かった。この建物、何故か半分は市の図書館なんですが、異様におしゃれです。五階立て(六階?)のビルが上手に吹き抜けになっていて、図書館を見ているだけで芸術的です。

肝心の美術館はガラスを使った美術品が掲示されていて、予想以上に見応えありました。ちなみに常設展と特別展があって、常設展が数百円に対し特別展は千円。それはいいのですが、展示量は常設展8に対し、特別展2。しかも、何故か特別展は(間近では見られませんが)窓越しにすべての内容を見ることができます。なにそれ?

夕食は富山寿司。

こうやってみると、美術系ばかりメインで見ていて、(上の子は割と楽しんでいましたが、)下の子にはつらい旅となりました。でも、明日は君が楽しむ番だからね。

 

4日目(予定)

水族館やホタルイカ博物館をみて、黒部へ。有名なダムや渓谷を走る汽車に乗る、、、つもりでした。

 

4日目

深夜一時頃、身内の訃報。

当然、すぐに帰るべきですが、さすがに寝不足の状態で深夜の高速道路の長距離運転は無理です。だからといって一眠りして(眠れそうもなかったですが)、翌朝だと渋滞に巻き込まれると何時に地元に戻れるか読めません。もちろん自家用車を置いて新幹線でみんなで帰る訳にも行かず。 

止む得ず私のみ、新幹線で往復。地元で葬儀の手配やら打ち合わせを終え、そのままとんぼ返り。富山に戻ったら夕方近かったので、そのまま移動して、予定通り旅館に泊まり、しっかり温泉と夕食を堪能しました。

さすがに観光する状況ではなかったので、妻と子供たちはギリギリまでホテルで休んで、あとは駅構内をぶらぶらしていたそうです。

 

5日目 自動車で帰路に着きました。渋滞にはまると嫌だなと思っていましたが、ほぼ渋滞なし。途中3回ほど休憩を入れただけで楽々。

 

下の子にはかわいそうな旅行でした。