※今週、読んだ小説や漫画、ほか。
※感想はあったりなかったり。
※漫画の再読は含まず。
ポール・アルテ『第四の扉』・・・表面は古典的な不可能犯罪もの。ながら、現代作品らしく読みやすい。そしてラストの驚きは見事。残念ながら、メインストーリーの不可能犯罪部分が、確かに説明はつくけど、つまらなすぎる。
珪素『異修羅 Ⅱ 殺界微塵嵐』・・・1巻はちょっと間延びしすぎていていまいちだったけど、二巻はいくらかまし。でもやっぱり間延びしているよね。
佳多山大地『新本格ミステリを識るための100冊 令和のためのミステリブックガイド』・・・オーソドックスな(納得のいく)紹介のなかに、意外な作品がはいっていて面白かった。
芝村裕吏『統計外事態』・・・話はとっつきづらいし、ストーリーはかなりでたらめだが、とにかく主人公の語りがすごくうまい。
田中一行『ジャンケットバンク』⑧