※今週、読んだ小説や漫画、ほか。
※感想はあったりなかったり。
※漫画の再読は含まず。
田中芳樹『アルスラーン戦記⑯天涯無限』・・・ついに完結しました。正直、ラストは納得いくとは言いがたいですが、田中芳樹らしい終わり方ですね。とにかく完結したことに感激。
福澤徹三『作家ごはん』・・・佳作「侠飯」シリーズの舞台をヤクザ物から作家物に変えただけだが、安定して面白い。今回は殆ど料理はしないので、基本、お取り寄せの情報小説みたいになっているのが気になるが、出版界の内情も含め、スイスイ読めて楽しいです。
ホルヘ・ルイス・ボルヘス&アドルフォ・ビオイ=カサーレス『ボルヘス怪奇譚集』・・・長くて5ページ、短ければ2,3行の伝奇作品を古今東西の書物から選び抜いたアンソロジーだが、すさまじい。正直、元本を知っている物は殆ど無いが、とにかくインスピレーションをわかせて傑作・佳作ぞろい。
殆ど死んでいる『異世界おじさん』Ⅶ・・・面白い。段々、異世界シーンが多くなってくるけど、それもまた良し。何だか、絵がエロくなってきていて、人前で読みづらい。
近藤信輔『忍者と極道』⑧