入江謙三✕藤崎聖人『他人の弁護は蜜の味』➁・・・リーガルコメディだが、なかなかよいでき。毎回のテーマもキャラも立っていものすごい感動を与えてくれるわけではないが、ドラマ原作向き。全2巻は残念。
岩明均『ヒストリエ』⑫・・・話は面白いし、絵もすごみが素晴らしい。でも、刊行ペースが遅すぎる。このままだと次の巻は7年後ぐらいでは? 完結前に作者か私が死にそう。
田中一行『ジャンケットバンク』⑮
汀こるもの『最強の毒』・・・最近の汀こるものは、平安ものの次は、江戸時代劇。読むとめちゃくちゃ面白いし、ミステリ風味でも汀こるもの節全開だし、文句なし。でも、そろそろタナトスの続き(があるのなら)読みたい。「レベル99」シリーズも完結巻をちゃんと書籍で出して欲しい。講談社から嫌われたのなら、他の出版社でもいいから。でも、この作品、地味でタイトルもいまいちだし、売れないだろうな。
橘公司『魔術探偵時崎狂三の事件簿』・・・ミステリではなくファンタジーですが、まあまあかな。
夏海公司『はじまりの町がはじまらない』・・・面白いことは面白いけど、設定が雑。それを気にさせないようなパワーには欠ける。