今週、読んだ小説や漫画
※感想はあったりなかったり。
※漫画の再読は含まず。
月原渉『首無館の殺人』・・・明治を舞台に、ハーフの使用人(メイド!!)探偵シリーズの第二弾。前回の見立て殺人テーマに引き続き、今回は首切り殺人テーマ。トリック(首切りの動機)も斬新で、すごい、面白そうだんだけどな。なんか、微妙。読みやすいし、つまらないわけではないんだけど、展開が早すぎて、プロットを読まされているだけのような感じです。せっかくの使用人探偵のキャラが生かされていないのも残念。
アガサ・クリスティー『ABC殺人事件』・・・名作だけにトリックをどこかで聞いたことがあるのは悔やまれますね。
高井忍『京都東山 美術館と夜のアート』・・・一作目はただ美術館を舞台にしただけの日常の謎系でちょっと?でしたが、二作目からはちゃんと美術・歴史ミステリになっていて、期待通り。
斉藤肇『殺意の迷走』・・・今から30年以上前の作品です。当時の本格ミステリ黎明期を支えた一人ですが、内容的には可も不可もなく。
至道流星『勇者の武器屋経営』①