シロクマあいすの日記

シロクマあいすの思いつきを書いたものです。

今週の読書(11月6日~11月12日)

※今週、読んだ小説や漫画、ほか。                                                                                   ※感想はあったりなかったり。                                                                                         ※漫画の再読は含まず。

 

地主『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』①・・・この手のコメディは嫌いじゃないけど、期待値が大きすぎたかな。

 

藤栄道彦最後のレストラン』⑳・・・話は安定してきたけど、絵柄が何故か、安定しないね。

 

 

馬場翁蜘蛛ですが、なにか?』⑧・・・とりあえず主人公パートだけになって、安心して読めます。

 

山田正紀『囮捜査官 北見志穂1 山手線連続通り魔』(再読)・・・まあ、再読と言って良いのかどうか。初めて読んだのは、たぶん、20年以上前でタイトルも「女囮捜査官1 触姦』。うん、これは人前では読みづらい。でも、今回再読して改めて思いますが、18禁的な描写は特にないですし、すごくトリッキーなサスペンス。さすがに時代を感じるものはありますが(テレフォンカードって!)、「被害者になりやすい女性」を科学的に分析して囮捜査官としてつかうというワンアイディだけでも、良いですよね。

アニメ『アキバ冥途戦争』とドラマ『霊媒探偵城塚翡翠』が無性に面白い。

いえ、タイトル通りなんですが。

 

『アキバ冥途戦争』は、完全オリジナルアニメ(?)。メイド喫茶同士がしのぎを削る秋葉原の話ですが、文字通り、「戦争」で、拳銃を撃ったりして物理的に相手を潰します。いわゆる任侠(ヤクザ)物のストーリーはそのままにキャラクターだけ「メイド」したわけですが、ストーリーは斬新で、絵も音楽も良い。

主人公(?)が35歳メイドってキャラ設定も伊達じゃない。

どう考えてもコメディなんですけど、作中のキャラクターは大真面目というギャップがとにかく面白い。

 

霊媒探偵城塚翡翠』は原作が傑作だっただけに、ドラマ演出は良いのですが、どうやってストーリーを組み立てるのか心配していたら、すごいね。原作通り短編一話をドラマ一話で進めて、原作最終話をドラマ四話でやっている(さすがにこれは完結を第五話に回すみたいですけど)。

え、でも来週で終了したら、後半の五話分(予想)はどうするつもりでしょう。

予想1、そのまま全くテイストの違う城塚翡翠シリーズの原作を使う。

予想2、「すべてが伏線」が売り文句なので、もう一度、一話から視点を変えて作り直す。これも意外とありそう。

今週の読書(10月30日~11月5日)

※今週、読んだ小説や漫画、ほか。                                                                                   ※感想はあったりなかったり。                                                                                         ※漫画の再読は含まず。

 

衣笠彰梧ようこそ実力至上主義の教室へ』⑦・7.5・・・7.5は完全に続き物で、短編集ではなかったです。

 

櫻田智也『蝉かえる』・・・一見、何でもないことや、ちょっと不思議なことから、誰も気がつかなかった真相を見つけ出すシリーズで味わいのキャラクターも含め、面白い。

でも、外連味が足りなくて物足りないのは、年を取ったから?それとも若返った?意味の無く密室殺人とかする犯人の話を読みたい。

 

北野勇作『その先には何が!?じわじわ気になるほぼ100字の小説』

 

馬場翁蜘蛛ですが、なにか?』⑦

 

 

松井優征『逃げ上手の若君』⑧

 

 

 

 

今週の読書(10月23日~10月29日)

京極夏彦『遠巷説百物語』・・・シリーズとしてみたら、「巷説百物語」シリーズが一番好きだし、面白いと思う。

 

馬場翁蜘蛛ですが、なにか?』⑥・・・始め読んだときはかなり酷評した覚えがあるが、いまやもっとも楽しみにしているラノベかも。

 

衣笠彰梧ようこそ実力至上主義の教室へ』4.5・・・この、短編集を『○.5』と表記するのは、どこから始まったんでしょうかね?わかりやすくて良いけど。

今週の読書(10月16日~10月22日)

※今週、読んだ小説や漫画、ほか。                                                                                   ※感想はあったりなかったり。                                                                                         ※漫画の再読は含まず。

 

るーすぼーい✕古屋庵無能なナナ』①~⑩・・・こんな面白い作品を見逃していただなんて。まったくノーマークでしたが、あまりに面白いので、一気読み。以前、アニメ化などもされていたようで、決して無名の作品ではないのですが。

超能力者が実在する世界でのバトルものに近いですが、例えば「JOJO」との違いは、主人公はまったく超能力がないのに、あの手この手で上手くはめて、強力な超能力者たちを抹殺していくところ。後半はまた毛色が違ってきますが、個人的には前半の「主人公がサイコパスなまま」の方が好きです。

 

渋谷圭一郎『大科学少女』㊤・・・う、久しぶりのジャケ買いだけど、失敗したかな。少女たちがキャピキャピする日常コメディとしても、科学知識が楽しい教養ものとしても中途半端。

 

轍平『マリッジグレー』③

 

KAKERU『科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日記』⑪・・・主人公の陰が薄い。スピンオフ化された織津江大志さんがこちらでも、ほぼ主人公。

KAKERU瀬口たかひろ『織津江大志の異世界クリ娘サバイバル日記』⑤・・・ストーリー上のほぼ無駄な裸さえなければ、人に勧めやすいのに。

 

今村昌弘『兇人邸の殺人』・・・サスペンスとしては面白かったのですが、複雑すぎて、設定や人物の位置関係がよく分からないので、本格ミステリとして微妙。

 

馬場翁蜘蛛ですが、なにか?」⑤・・・展開早いな。でも、整合性がでてきた。叙述トリックが面白い。

 

三崎津日『奇書の世界史』・・・久しぶりのノンフィクションですが、面白かった。今は明らかにおかしいと思われているけど、発表当時は、正しいと大反響を本の紹介。特に「軟膏を拭うスポンジ」の騒動は楽しかったので、ざっくりと。当時(17世紀)、「武器軟膏」という考えがあり、人が刃物で傷つけられたときに、傷口に薬(軟膏)を塗るのではなく、傷つけた武器に軟膏を塗って傷を治すという話が大真面目に語られた話。しかも、実際に統計を取ると、武器軟膏を行った方が、傷の治りが早かったという話が楽しすぎる。何で?と思ったら是非読んでみてください。

 

円山夢久『「物語」の魅せ方入門9つのレシピ』・・・なるほど、とは思うけど、だからといってこれで小説が書けるようになるわけじゃないんだよね

 

アサウラリコリス・リコイル』・・・アニメのノベライズではなく、世界観とキャラクターをそのままでのオリジナルストーリー。コメディあり、夢オチあり、アクションあり、シリアスありと楽しい作品でした。

 

アサウラ『小説が書けないアイツに書かせる方法』・・・予想以上にがっつりとエロコメでした。評価は、読んで損はないけど、レベル。

 

はやみねかおる『都会のトム&ソーヤ』⑱

ドラマ「霊媒探偵城塚翡翠」第一回の感想

原作は、文句なしの傑作。

さて、ドラマ化はどうでるか。

第一回みた感想としてはよく出来ています。

映像は綺麗だし、主人公も魅力的に描かれています。

作中のミステリ要素は原作通り、、、ん?原作通り?

ちゃんと原作通りなんですけど、それって良いことなんでしょうか?

特に、ドラマということは全10回以上ですよね。

原作は全四話。残りの三話を2回構成(最終話は3回か?)にするとしても、

必ずドラマオリジナル脚本が入ると思うのですけど。

 

 

以下、微妙にネタバレ。

 

 

 

 

この作品の肝は、表向きの解決編とは別に、裏にもう一つの解決編が隠されていることですよね。今回の第一回目も表の解決は描かれましたが、裏の解決はまだ。これがされるのは当然、最終話(付近)になるはずです。

(え、あれって実はこのこのだったのか!!)

と驚くには、最終話まで視聴者が内容をしっかり覚えておかないと。

あと、追加の脚本もしっかり裏の解決編に組み込まないと。

これってドラマ的には厳しくない?

それとも、原作は前半までで消費し尽くして、後半は原作の続編を平然と行う段取りでしょうか?

 

 

今週の読書(10月9日~10月15日)

※今週、読んだ小説や漫画、ほか。                                                                                 

※感想はあったりなかったり。                                                                                       

※漫画の再読は含まず。

 

甲斐谷忍『カモのネギには毒がある』①・・・詐欺師を騙す経済学者の話。漫画「クロサギ」と同じテイストだが(まあ、原案が同じ夏原武だからね)コメディ色が強く、普通に面白い。ドラマ化とはすぐにしそう。甲斐谷忍はドラマ化率高いしね。

 

夜光虫『クロウマン』②・・・ちょっとした知り合いが描いているので、応援も込めて買って読んでいるが、やはりいまいち。絵柄やセンスがバトル漫画に向いていないんだよね。頑張れ!!

 

 

至道流星『一條明日菜の地球連合』・・・至道流星らしさ(破天荒な美少女、常識人ながらそれに寄り添う男子とのラブコメ、とんとん拍子のサクセスストーリー)がうまくでています。まあ、作者のロマンスが詰まりすぎて、鼻につくことは否定しませんけど。1巻完結なので中途半端に終わっていますが、全3~5巻ぐらいまで書き切って欲しかった。そして、

至道流星『俺が大統領になれば、この国楽勝で栄える』(再読)・・・今、一番続きが読みたい至道流星作品。対ロシア戦がみたい。こちらは珍しく男(しかもアラフォー)主人公。でも、面白いよ。

 

『2021本格ミステリ・ベスト10』『2022本格ミステリ・ベスト10』・・・借りた本ですが、返す前にこれをみながら、図書館をまわるつもり。

 

逢沢大介『陰の実力者になりたくて!』④・・・アニメ第一話の原作が、この巻に入っていた。相変わらずくだらないが、ついつい読んでしまうパワーは買う。