原作は、文句なしの傑作。
さて、ドラマ化はどうでるか。
第一回みた感想としてはよく出来ています。
映像は綺麗だし、主人公も魅力的に描かれています。
作中のミステリ要素は原作通り、、、ん?原作通り?
ちゃんと原作通りなんですけど、それって良いことなんでしょうか?
特に、ドラマということは全10回以上ですよね。
原作は全四話。残りの三話を2回構成(最終話は3回か?)にするとしても、
必ずドラマオリジナル脚本が入ると思うのですけど。
以下、微妙にネタバレ。
この作品の肝は、表向きの解決編とは別に、裏にもう一つの解決編が隠されていることですよね。今回の第一回目も表の解決は描かれましたが、裏の解決はまだ。これがされるのは当然、最終話(付近)になるはずです。
(え、あれって実はこのこのだったのか!!)
と驚くには、最終話まで視聴者が内容をしっかり覚えておかないと。
あと、追加の脚本もしっかり裏の解決編に組み込まないと。
これってドラマ的には厳しくない?
それとも、原作は前半までで消費し尽くして、後半は原作の続編を平然と行う段取りでしょうか?