シロクマあいすの日記

シロクマあいすの思いつきを書いたものです。

今週の読書(12月18日~12月24日)

※今週、読んだ小説や漫画、ほか。                                                                                   ※感想はあったりなかったり。                                                                                         ※漫画の再読は含まず。

 

速野悠二『神様、やりすぎです♡』・・・表紙が植芝理一風で、妙に気に入って、エロ系だと思いつつも衝動買いしたら、ガチのエロ漫画だった。すっかり中年になって、この手のやつが受けつけない。ああ、年を取った。

 

あちゅむち『エロティック✕アナボリック』①・・・表紙も、タイトルもものすごくエロ漫画っぽいし、中身もバンバンヌードは出てくるけど、全然エロ漫画でない。日本一エロい身体を目指す変態女子と、それをみてひたすら絵を描く変態男子が出てくるけど、まっとうなほど青春物。でも、こういうのがぐっとくる年齢になってしまったよ。ああ、年を取った。

 

ガクキリオ✕野口こゆり『健やかなるときも賭けるときも』①・・・まったくノーマークだったが私の好きなギャンブル物で、キャラクターや新ギャンブルの設定など、予想以上に面白い。次巻にも期待。

 

藤田和日郎『黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ』②

 

青崎有吾『11文字の檻』・・・ノンシリーズ短編集だが、とにかく本格ミステリ、青春物、SF、伝奇アクションと異様にバラエティに富んでいて、しかもすべてレベルが高い。表題作「11文字の檻」はあまりにも人工的な設定の監獄脱出物だが、とにかく設定と言い、逆転劇の見事さといい、素晴らしい出来。個人的には、あと短くぎゅっと詰め込んだ館物の本格ミステリ「噤ヶ森の硝子屋敷」と伝奇アクション&百合物の「恋澤姉妹」が好き。

 

ウィリアム・ブリテン『ジョン・ディクスン・カーを読んだ男』・・・表題作はすごく有名だけど、それだけといった感じ。あとのミステリパロディの短編は、上手いのかもしれないけど、うん、まあ、悪くはないけど。

 

阿刀田高『老いてこそユーモア』・・・子供の頃、夢中になって読んだ阿刀田高だが、久しぶりに読んだ。エッセイ集。内容は、まあまあ。