父の時は、急だったこともあり、何も決まっていませんでした。墓だけは(私の)兄と同じところと決めていたので、その分楽でしたけど、それでも、父の友人とやらが葬儀に絡んできたので、グチャグチャでした。
母はかなり生前から準備を進めておいてくれていたので、楽でした。
だから、六十過ぎたら自分の死後の希望ははっきりさせておこうと本当に思います。
亡くなった人は文句をいわないので、残された方はかえって判断に困ることが多いです。
・意識がはっきりしない状態になったら延命をするか、しないか。
・遺産はどうするか(どう分けるのか)。→具体的な銀行、保険、不動産、その他証券など資料を、ひとまとめにしておく。意外と忘れがちなのは年金関係。
・生前関わりのあった団体のまとめ(それこそ、ガス・電気・水道、電話など。自動引き落としで、どこかの団体に寄付が行く場合もあり)。
・借金の有無(死後に実はツケがあったなどといわれても、対応に困る)
・売ったときに実際に現金になるようなものはリスト化。→ほうっておくと、結局はゴミになる可能性大。
・葬儀社と葬儀内容。 → 誰に連絡するのか(携帯電話の記録をみても大親友から偶々データが残っていた過去の知人までいるから)、葬儀には来てもらうのか。お棺に入れて欲しいものは別にしておく。
・墓はどうするのか(お寺だけでも決めておく)。四十九日は行う?一回忌は?三回忌は?
・戒名は必要か。位牌や仏壇やお墓のデザインは?
私の場合は、財産や遺品の整理はさすがにまだついていませんが、それ以外だと、延命不要、葬儀不要、お墓不要でお願いしています。火葬したらすぐに共同墓地に葬ってください。当然、四十九日も位牌も戒名もいりません。
父や母や兄の位牌はすべてお焚きあげ(生前に行うつもりです)。
祖母や母の墓も、お寺に返します(生前に行う予定)→父と兄は三十年後に自動的に共同墓地にいくように手配済。
会社に関わりがあれば、直属の上司にだけ、連絡。あとは不要。友人はラインで大学時代の友人のグループに一報いれれば、それで良いです。
位牌はないですが、私の写真を一年だけは飾って話しかけてくれれば、嬉しいかな。
でも、気になるのは、近々、絶対にインターネット上にお墓が出来ると思うんですよね。それは興味あるかも。