シロクマあいすの日記

シロクマあいすの思いつきを書いたものです。

今週の読書(5月1日~5月14日)

なんか勘違いしていて、2週間分「今週の読書」を溜めていました。

 

※今週、読んだ小説や漫画、ほか。                                              

※感想はあったりなかったり。                                                

※漫画の再読は含まず。

 

阿津川辰海『蒼海館の殺人』・・・非常によく練られている本格ミステリで、台風で水没しつつある館を舞台に、数々の伏線と論理、サスペンスときっちりと作ってあるのだが、正直、心が躍らない。やはり現在日本のミステリとして、しっかりできているだけでは足りないのだろうか?

ちなみに自然死と思われた老人への少年の言葉、「だってさ、おじいちゃんって殺されたんでしょ?」は、クリスティーのあの名作とかぶるが、その点だけを比較すれば、出来は歴然。無理に入れない方が良かったかな。

 

歌野晶午『名探偵は反抗期』・・・かなり昔に読んだけど。悪くはない。

 

星新一『悪魔のいる天国』『だれかさんの悪夢』・・・子供の頃、夢中になって読んだ星新一作品の再読。すっかり忘れていたけど、今となってはわりとオーソドックスなショートショートですよね。スゴいのはそのオーソドックスな形を作り上げたこと。「意外なオチ」メインの作品もありますが、オチよりも設定の妙が光るものが目立つ。

 

東川篤哉『新 謎解きはディナーのあとで』・・・前シリーズと比べ、特に代わり映えはない。

 

ONE✕村田雄介ワンパンマン』㉕

 

朝倉秋成✕小畑健『ショーハショーテン!』②

 

藤栄道彦最後のレストラン』⑲