※今週、読んだ小説や漫画、ほか。
※感想はあったりなかったり。
※漫画の再読は含まず。
東川篤哉『君に読ませたいミステリがあるんだ』・・・全体を通した仕掛けはともかく、個々の作品の出来が…。
三方行成『流れよわが涙、と孔明は言った』・・・好きな人には申し訳ないが、かなり読者を選びます。
西尾維新『モルグ街の美少年』
西尾維新『混物語』『結物語』(再読)・・・かなり内容を忘れていることにビックリ。
TONO『アデライトの花』①~④(③までは再読)・・・パンデミックもの。致死率が年齢や人によって違う恐ろしい病と、そのパニックでどんどん犠牲者がでていきます。ちなみに主人公の一人の少女の名前が「コロナ」……えーと、さすがに現実の前から連載しているので、単なる偶然ですが、改めて考えると、すげえ。
ところでこの作品、主人公クラスの数人を除いて全員、擬人化ならぬ擬獣化されて描かれています。犬やら猫やら鳥やら。さらに元々TONOの絵が割とコメディ寄りにあっさりした絵柄ですが、内容はものすごくエグいしハードです。他の漫画家がこの作品を描いていたら、どうなったんでしょうね。また全然違う感じになったのかな?
でも、TONOの絵柄だからこそ、この何とも言えない奇妙な味のある作品になったとも言えますしね。
わだぺん『禍つ罠師の勇者狩り』①・・・時々やる、ジャケ買い。今のところ90%の割合で失敗しています。
田中一行『ジャンケットバンク』①・・・銀行が闇カジノを仕切っているという設定はさすがにどうかと思うが、この手のギャンブルものの、イカレたキャラクター、オリジナルギャンブル、トリッキーな展開と良く出来ています。
保谷伸『まくむすび』⑤(最終巻)・・・やや、打ち切り感があるが、一応無事に完結。高校演劇という前例がない(少ない)テーマを描ききったと思える。すなおに好きな作品。