シロクマあいすの日記

シロクマあいすの思いつきを書いたものです。

ちょい古漫画の再読。近藤るるる『アリョーシャ!』

近藤るるるといえば、割とロリ目のかわいらしい絵柄で、基本、コメディ寄りの格闘漫画(ハイパーあんな)や、ファミ通漫画!?(たかまれ!タカマル)を描く方ですね。

この作品は、ロシアの伝説の暗殺者が、普通の女子高生として過ごすことになったらというコメディ作品(「ジーザス」とかぶってますね)。

学園生活を送る中で友達(仲間)も増え、楽しい回が多いのですが、段々元の暗殺社からの刺客が来たりと割と早い段階からシリアス路線に移っていきました(それでも最後までコメディタッチは残りましたが)。

再読すると、無駄のない構成のうまさ、キャラクター配置と素晴らしい作品です。

最初は異国で風習にも慣れず孤独だった少女暗殺者が、段々と周りに人たちと信頼を得て、その生活を戦いに赴く姿は、ベタながら圧巻。

正直、かなり泣けます(私の涙腺はかなり緩いけど)。