シロクマあいすの日記

シロクマあいすの思いつきを書いたものです。

四十を 過ぎても未だ 厨二病 その証こそ これらが短歌(?)

井戸底の 歌い人形 おぞましき 爪下の骨 忌食む土蟲

 

寂しいと 食いちぎる指 カラカラと わずかに化粧 歌い人形

 

暗がりに塗り込められた骨肉のボキリボキリと繰り返す音

 

黒髪とやわき肌もつ幼子の命まさぐる剣と血と肉

 

亡き妻の小指親指薬指 切り落とされた痛みを想い

 

囚われた偽の歌姫 思い悩む魔法使い 本に閉じこむ

 

横顔に 展開するは 数式の その美しさには 我が思考