今週、読んだ小説や漫画、ほか。
※感想はあったりなかったり。
※漫画の再読は含まず。
コトヤマ『よふかしのうた』⑤
加藤元浩『C.M.B.』㊺(完結)
加藤元浩『Q.E.D.』⑰・・・・・・正直な話、ミステリ漫画の最高峰だと思う。「ポプラ荘の殺人ゲーム」は、わずか90数ページで、登場人物10人以上と密室・アリバイと詰め込んでいて、破綻がない。切れ味が鋭すぎる。
法月綸太郞『挑戦者たち』・・・「読者への挑戦」のパロディを百近く並べた作品。ひとつならジョーク、10なら悪ふざけだが、これだけ並ぶとさすがに面白くなってくる。
似鳥鶏『叙述トリック短編集』・・・叙述トリックを使うと宣言して、そのとおり使っている作品。全話を通しての仕掛けも用意しており、試みは非常に評価できるが、何分、短編ひとつひとつの切れ味がいまひとつ。
黒川伊保子『娘のトリセツ』『家族のトリセツ』