シロクマあいすの日記

シロクマあいすの思いつきを書いたものです。

夜光虫『クロウマン』感想

実はちょっとした知り合いの人が描いているので、応援の意味も込めてヤンマガWEBの連載も読んでいるし、単行本も買った。

で、正直な感想。

 

絵が未熟なのは、新人なので、大目にみるべきだろう。今は絵が上手いので有名な大御所の荒○さんも、素敵な絵を描くようになった松○さんもデビュー作はひどかった。アニメ化して大ヒットしたけど、あの作品の原作の絵は最後までいまいちだった。

これからどんどん良くなると信じています。

ただ、バトルアクションの絵柄じゃないんだよね。やや少女漫画向け。

そして、この手のやつはストーリーはあって無いようなものなので、まずはキャラクター。ついでセンス。

キャラクターも悪くないけど、バトル漫画なのに、必殺技がないので、バトルシーンが単調とか、そもそもパートナーポジションの「ヤス」が、何故、主人公の「カラス」に付いてくるのかよくわからないとか、言いたいことは色々あります。

センスは、どうかな?台詞回しとか、独特の世界観を作ろうとしているのは分かるけど、やはり、バトルアクションとしてはアクが足りない。敵役の「クモ」も、もっと変態にしないと。

 

この辺の感覚は、作者だけではなく、編集者もフォローして欲しいものかな。少年(青年)漫画とは何か、しっかりと考えて欲しい。

 

とはいえ、初連載で、まだまだこれから。

応援し続けますよ。

 

 

ドラマ『探偵が早すぎる』の新シーズンがいつの間にか始まっていてビックリ!

え、いつの間に。

しかも深夜ドラマになって帰ってきた!!

本屋とかいっても全然、原作アピールしていないのに!!

 

ストーリーは完全にオリジナルですけど、そもそも前シーズンもほとんどオリジナルのようなものだったですよね。

命を狙われるヒロインと、どんな殺害手段(トリック)も事前に見破り、防ぐ探偵、というコンセプトはそのままに、コメディとしても面白い。

 

今週の読書(4月17日~4月23日)

※今週、読んだ小説や漫画、ほか。                                          

※感想はあったりなかったり。                                            

※漫画の再読は含まず。

 

轍平『マリッジグレー』②

 

大河原遁王様の仕立て屋~下町テーラー』⑫

 

坂戸佐兵衛旅井とりめしばな刑事タチバナ』㊶㊸

 

諸星大二郎『アリスとシェラザード』・・・「栞と紙魚子」みたいな話。ものすごく面白いわけではないんですが、癖になります、諸星大二郎

 

志名坂高次凍牌 コールドガール』①・・・主人公を女子高生にしての続「凍牌」シリーズ。でも内容は変わらないな。パッツン前髪眼鏡女子は萌え要素高めだが、これからどんなひどい目にあうのかが見所。

 

柴田ヨクサル✕沢真『HITS ヒッツ』①・・・柴田ヨクサルは以前、はまっていた漫画家で、「エアマスター」も「ハチワンダイバー」も愛読していたましたが、やはり、絵の癖が強すぎて、読み続けるのがしんどい。じゃあ、原作は柴田ヨクサルとして、絵を他の人に任せたらどうなるのか? 絵を変えても、柴田ヨクサル柴田ヨクサルだなあというのが正直な感想。話が濃すぎて、絵がそれにつられている感じ。

 

 

白鳥士郎りゅうおうのおしごと!』⑯

 

川澄浩平『探偵は友人ではない』・・・読みやすくて、青春物の日常ミステリ。ただ、若干、ミステリ部分がわかりにくい。

ダイソーゲーム&最近購入のボードゲーム

いつの間にか、またダイソーから100円新作カードゲームが発売していました。

おお! 買ったのは以下の三作品。

 

・「ねこチーズをうばえ」

今回のなかでは最高傑作。プレイヤーはネズミとなって、どのネコのチーズを狙うかを競う。かぶらなければ、チーズ(得点)が手に入るが、他のプレイヤーと同じネコを指定すると、もらえない。名作「ハゲタカのえじき」の簡易版といったところ。

 

「じゃんけんゴリラ」

漫画「カイジ」のようなグーチョキパーの描かれたカードを使ってジャンケンするゲーム。悪くないけど、正直、個人的にはもっとシンプルな方が好き。

 

「いちご王国カレンダー」

1から31まで描かれたカードを使って、足したり引いたりして15をつくるという「カルコロ」の簡易版。無理にカレンダー風にしたために、ゲームバランスがあまり良くない。

 

 

ボードゲームで言えば、以前から気になっていた、アレックス・ランドルフの作ったゲーム「ウミガメの島」を購入。

すごい傑作ですね。

始めは同じくアレックス・ランドルフの作った「すすめコブタくん」と同じかと思いきや、5歳でも楽しめるシンプルなルールの中で、運と戦略が必要な面白ゲームでした。

サイコロを一つずつ、最高3個までふれますが、合計数が8を超えると、スタート地点へ。ふたつ目のサイコロは合計数を2倍。三つ目のサイコロをふると、合計数を3倍。1周すると、ランダムで得点が入りますが、1周21マスなので、上手くいけば一回で得点。

サイコロの目が4で、さあ、次の振るべきか否かというジレンマを味わえます。

ランダムの得点というところが素晴らしく、場合によっては、あえて進まず、他のプレイヤーに取らせて次の得点カードを狙った方が良いかも。

色々と頭を悩ませる作品です。

カテゴリー「食事」始めました。

食事は好きで、外食も好きな私ですが、せっかくのブログにその手の話題を出していなかったなと、思い立ち、カテゴリー「食事」始めました。

 

記念すべき第一回は「サイゼリヤ」ですね。

え、みんな知っているよ、というご意見はごもっとも。

家族で行くこともありますし、ひとりで入ることもあります。

先日は、新作の「ラムのランプステーキ」(1000円)食べました。

感想は、ステーキとしては安いが、サイゼリヤにしては高い。といったところ。

ラム肉は好きだし、味も好き嫌いは分かれるかもしれませんが、良し。ボリュームもハンバーグと比べるとそれなりにあります。

でも、やっぱり家族で行ったら、ピザ2枚取ってシェアした方がいいなと思えちゃう。

あと、私の定番はアーリオ・オーリオ。

一言で言えば、にんにくで炒めただけの具なしスパゲティ。

値段も安い。

すごく旨いわけではないが、安心の味。

そこに、オリーブオイルと粉チーズをかけて、半分。残り半分には、ホットソース(ちょい辛の無料ソース)をかけて食べるのが、私のベストです。

 

今週の読書(4月10日~4月16日)

※今週、読んだ小説や漫画、ほか。                                        

※感想はあったりなかったり。                                          

※漫画の再読は含まず。

 

吉田覚『働かないふたり』㉕・・・何だかんだでもう25巻か。日常ショート(1ページ)だが、どんどん登場人物が増えていっている。ものすごくおもしろい訳ではないが、損した気分にならない作品。

 

山田俊明『東京決闘環状戦』①・・・筋肉ムキムキの異様なキャラクターたちがタイマンで次々と戦うタイプの作品。ものすごく気になって買ってしまったが、いまいち。つまらないというわけではないが、頭一つ落ちるというか。うーん。

 

近藤信輔『忍者と極道』⑨

 

青山剛昌名探偵コナン』(101)・・・全然終わる気配がないな。このまま150巻目指しているの?

 

 

小林泰三『クララ殺し』・・・前作「アリス殺し」ほどのパワーは感じない。

 

小野不由美ゴーストハント③乙女ノ祈リ』

 

歌野晶午『名探偵、初心者ですが』(再読)・・・かなり昔に読んで面白さに驚愕した覚えがあるが、再読すると、思い出よりも凡庸。というよりも、ここ10年でミステリ全般が進化したとみるべきか。

私の2021年ベスト本

何故、いまさら。・・・忘れていたんですよ。

ちなみに読んだ年が2021年という基準ですので、あしからず。

巻数は、現在の巻数。

厳密な順位はつけていませんが、まあ、なんとなく上から評価の高い順だと思ってください。

 

漫画部門

松井優征『逃げ上手の若君』①~(⑤)・・・題材は新鮮で、キャラやストーリーは王道。絵も上手くなっていて、文句なしです。でもジャンプ本誌では後ろの方なんだよね。

近藤信輔『忍者と極道』①~(⑨)・・・ハチャメチャバトル漫画で一番熱いかも。

水上悟志『最果てのソルテ』①~(②)・・・王道ファンタジーの傑作(の予感)。

田中一行『ジャンケットバンク』①~(⑥)・・・なんか世間の評価が低い。ギャンブルものとして、奇矯なキャラクターやオリジナルギャンブルも含め、面白いと思うんだけどな。

藤田和日郎双亡亭壊すべし』全25巻・・・以前から読んでいたが完結を記念して。「うしとら」や「月光条例」の少年漫画の王道から少し外れているが、その分の藤田和日郎独特の「ホラー趣味」や「エロティシズム」がよくでている。

浅井蓮次『バイオレンスアクション』①~⑥・・・キャラクターがすごく好き。

 

羽海野チカ3月のライオン』⑯)

カルロ・ゼン✕石田点『テロール教授の怪しい授業』③)

(殆ど死んでいる『異世界おじさん』⑥)

上記、三作品はベスト本にはいるのですが、以前から読んでいるので、今更かな、というところ。でも、「3月のライオン」⑯は胸キュン過ぎる。少女漫画(恋愛漫画)としての羽海野チカの実力が爆発。

 

 

 

小説、他部門

 

ミステリ

相沢沙呼『medium メディウム霊媒探偵城塚翡翠』・・・評判通りの面白さです。

今村昌弘『魔眼の匣の殺人』・・・これも傑作。

青崎有吾『アンデッドガール・マーダーファルス』③・・・ラノベ寄りだが、あくまでも本格ミステリとして素晴らしい。

山本弘『僕の光り輝く世界』

米澤穂信『本と鍵の季節』

 

SF・ファンタジー

山白朝子『私の頭が正常であったなら』・・・情緒豊かなホラーとファンタジー

高山羽根子『うどん、きつねつきの』・・・SFでもあり、ファンタジーでもある面白さ。

宮内悠介『スペース金融道』・・・純SF

田中芳樹アルスラーン戦記』全16巻・・・後半の息切れは気になるけど、それでもまあ、良かった。

 

ラノベ

白鳥士郎りゅうおうのおしごと!』①~⑮・・・将棋&ラブコメ

理不尽な孫の手無職転生』①~②(③以降は2022年に読了)・・・王道ファンタジー

鳥羽徹『そうだ、売国しよう~天才王子の赤字国家再生術』②~⑪・・・王道戦記物

この三作は甲乙つけがたい。それぞれが別の魅力がある。

次点 蝸牛くもゴブリンスレイヤー』①~⑭